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『逗子だより』
ふりがな文庫
『
逗子だより
(
ずしだより
)
』
夜は、はや秋の螢なるべし、風に稻葉のそよぐ中を、影淡くはら/\とこぼるゝ状あはれなり。 月影は、夕顏のをかしく縋れる四ツ目垣一重隔てたる裏山の雜木の中よりさして、浴衣の袖に照添ふも風情なり。 山續きに石段高く、木下闇苔蒸したる岡の上に御堂あ …
著者
泉鏡花
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約2分(500文字/分)
朗読目安時間
約3分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
爺
(
ぢゞ
)
去
(
さん
)
丈
(
ぢやう
)
上
(
うへ
)
恐
(
おそろ
)
慘
(
いたま
)
生
(
お
)
茶屋
(
ぢやや
)
類
(
るゐ
)
ヶ谷
(
たに
)
來
(
きた
)
嗚呼
(
をこ
)
漬
(
ひた
)
百年
(
ハコネ
)
磽确
(
げうかく
)
過
(
すご
)
住居
(
すまひ
)
出
(
い
)
妹
(
いも
)
居
(
ゐ
)
御堂
(
みだう
)
暗夜
(
あんや
)
淡
(
あは
)
清水
(
しみづ
)
滴
(
したゝ
)
灯
(
ともしび
)
百年
(
ひやくねん
)
茅屋
(
かやや
)
體
(
たい
)
龍
(
りう
)
ヶ岡
(
をか
)
一重
(
ひとへ
)
中
(
なか
)
八日
(
やうか
)
其
(
そ
)
向
(
むか
)
垣
(
がき
)
夜
(
よる
)
夜雨
(
よさめ
)
實
(
み
)
岡
(
をか
)
平家
(
へいけ
)
店借
(
たながり
)
悽
(
すさま
)
打
(
う
)
折
(
をり
)
故
(
ゆゑ
)
時
(
じ
)
更
(
さら
)
望
(
のぞ
)
此
(
こ
)
沈
(
しづ
)
直
(
すぐ
)
經
(
へ
)
聞
(
きこ
)
蓋
(
けだ
)
邊
(
あたり
)
露
(
つゆ
)
一本
(
ひともと
)
下
(
した
)
也
(
なり
)
云
(
い
)
人
(
ひと
)
今
(
いま
)
以來
(
いらい
)
俥
(
くるま
)
原口
(
はらぐち
)
又
(
また
)
右
(
みぎ
)
合
(
あ
)
同宿
(
どうしゆく
)
名
(
な
)
名所
(
めいしよ
)
吾等
(
われら
)
呼
(
よ
)
哉
(
かな
)
四
(
よ
)
因
(
よ
)
國訛
(
くになまり
)
夕顏
(
ゆふがほ
)
大瀧
(
おほたき
)
大雨
(
たいう
)
奧
(
おく
)
安置
(
あんち
)
富士
(
ふじ
)
寺
(
てら
)
山
(
やま
)
山續
(
やまつゞ
)
崖
(
がけ
)
嵩増
(
かさま
)
巖
(
いは
)
幹
(
みき
)
幽徑
(
いうけい
)
影
(
かげ
)
得
(
え
)
戲
(
たはむ
)
房
(
ふさ
)
星影
(
ほしかげ
)
晝
(
ひる
)
晝寢
(
ひるね
)