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悽
ふりがな文庫
“悽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
すさ
35.7%
すさま
21.4%
すご
21.4%
かな
14.3%
すざ
7.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すさ
(逆引き)
泣
(
な
)
く
聲
(
こゑ
)
、
喚
(
わめ
)
く
聲
(
こえ
)
、
哀
(
あはれ
)
に
救助
(
たすけ
)
を
求
(
もと
)
むる
聲
(
こゑ
)
は、
悽
(
すさ
)
まじき
怒濤
(
どとう
)
の
音
(
おと
)
と
打交
(
うちまじ
)
つて、
地獄
(
ぢごく
)
の
光景
(
ありさま
)
もかくやと
思
(
おも
)
はるゝばかり。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
悽(すさ)の例文をもっと
(5作品)
見る
すさま
(逆引き)
だが、竹之丞もお艶も、まだ、
路傍
(
みちばた
)
から起き上らなかった。内蔵助の前には、合羽の男よりは、むしろ
悽
(
すさま
)
じい血相をした三名の浪人が、
鐺
(
こじり
)
をそろえて、
睨
(
ね
)
めつけているのだ。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
悽(すさま)の例文をもっと
(3作品)
見る
すご
(逆引き)
余りに真剣なので少し
悽
(
すご
)
いような気のする事もあった。従順な特性は消えてしまって、野獣の本性が余りに明白に表われるのである。
古句を観る
(新字新仮名)
/
柴田宵曲
(著)
悽(すご)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
かな
(逆引き)
鐘のひびきの
悽
(
かな
)
しくも
放翁鑑賞:06 その六 ――放翁絶句十三首和訳(つけたり、雑詩七首)――
(新字旧仮名)
/
河上肇
(著)
悽(かな)の例文をもっと
(2作品)
見る
すざ
(逆引き)
其
(
その
)
船脚
(
ふなあし
)
の
悽
(
すざ
)
まじく
速
(
はや
)
い
事
(
こと
)
が
分
(
わか
)
るから、
頓
(
やが
)
て
本船
(
ほんせん
)
に
切迫
(
せつぱく
)
するのも十
分
(
ぷん
)
か十五
分
(
ふん
)
の
後
(
のち
)
であらう。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
悽(すざ)の例文をもっと
(1作品)
見る
悽
漢検1級
部首:⼼
11画
“悽”を含む語句
悽愴
悽惨
悽然
悽惻
幽悽
悽々
悽惆
悽惶好仇
悽文句
悽気
悽而
悽艶
悽風
昭明焄蒿悽愴
骨立悽愴
“悽”のふりがなが多い著者
柴田宵曲
河上肇
押川春浪
樋口一葉
国木田独歩
吉川英治
泉鏡花