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怒濤
ふりがな文庫
“怒濤”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
どとう
90.9%
どたう
5.5%
おおなみ
0.9%
どどう
0.9%
ドタウ
0.9%
ドトウ
0.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どとう
(逆引き)
男は大股に、私の方から逃げてゆく。心のなかでは、疾風
怒濤
(
どとう
)
が吹きつけていながら、生きて境界のちがう差異が私には判って来る。
新版 放浪記
(新字新仮名)
/
林芙美子
(著)
怒濤(どとう)の例文をもっと
(50作品+)
見る
どたう
(逆引き)
吾等
(
われら
)
の
叫聲
(
さけびごゑ
)
は
忽
(
たちま
)
ち
怒濤
(
どたう
)
の
響
(
ひゞき
)
に
打消
(
うちけ
)
されてしまつたが、
只
(
たゞ
)
見
(
み
)
る、
黒暗々
(
こくあん/\
)
たる
遙
(
はる
)
か/\の
沖
(
おき
)
に
當
(
あた
)
つて、
一點
(
いつてん
)
の
燈光
(
とうくわう
)
ピカリ/\。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
怒濤(どたう)の例文をもっと
(6作品)
見る
おおなみ
(逆引き)
夜が更けるに従って天候は益〻悪くなって
怒濤
(
おおなみ
)
のような音を立てて吹雪が車窓へ吹きつけて来た。
沙漠の古都
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
怒濤(おおなみ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
どどう
(逆引き)
吹雪の
哮
(
ほ
)
え狂う北日本海の暗い
怒濤
(
どどう
)
の陰に
怯
(
おび
)
えながら瞬いているような
侘
(
わび
)
しい漁師町と思えば間違いはない。
生不動
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
怒濤(どどう)の例文をもっと
(1作品)
見る
ドタウ
(逆引き)
草の花が、どつと
怒濤
(
ドタウ
)
の寄せるやうに咲き出して、山全体が花原見たやうになつて行く。里の麦は刈り急がれ、田の原は一様に青みわたつて、もうこんなに伸びたか、と驚くほどになる。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
怒濤(ドタウ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ドトウ
(逆引き)
トリツク
怒濤
(
ドトウ
)
、
実
(
ジツ
)
ハ
楽
(
タノ
)
シキ
小波
(
サザナミ
)
、スベテ、コレ、ワガ
命
(
イノチ
)
、シバラクモ
生
(
イ
)
キ
伸
(
ノ
)
ビテミタイ
下心
(
シタゴコロ
)
ノ
所為
(
ショイ
)
、
東京
(
トウキョウ
)
ノオリンピック
見
(
ミ
)
テカラ
死
(
シ
)
ニタイ、
読者
(
ドクシャ
)
ソウカト
軽
(
カル
)
クウナズキ、
深
(
フカ
)
キトガメダテ
創生記
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
怒濤(ドトウ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“怒濤”の意味
《名詞》
怒濤(どとう)
荒れ狂う大きな波。
はげしい勢いで押し寄せたり、押し進んだりするさま。
(出典:Wiktionary)
怒
常用漢字
中学
部首:⼼
9画
濤
漢検準1級
部首:⽔
17画
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