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悽愴
ふりがな文庫
“悽愴”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せいそう
85.0%
せいさう
7.5%
ものすご
5.0%
すご
2.5%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいそう
(逆引き)
あるものは清浄であり、あるものは巨大であり、あるものは華麗であり、あるものは静寂であり、あるものは
悽愴
(
せいそう
)
でさえあるのです。
民芸四十年
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
悽愴(せいそう)の例文をもっと
(34作品)
見る
せいさう
(逆引き)
天地間
(
てんちかん
)
僕
(
ぼく
)
一
人
(
にん
)
、
鳥
(
とり
)
も
鳴
(
な
)
かず。
僕
(
ぼく
)
は
暫
(
しば
)
らく
絶頂
(
ぜつちやう
)
の
石
(
いし
)
に
倚
(
よ
)
つて
居
(
ゐ
)
た。この
時
(
とき
)
、
戀
(
こひ
)
もなければ
失戀
(
しつれん
)
もない、たゞ
悽愴
(
せいさう
)
の
感
(
かん
)
に
堪
(
た
)
えず、
我生
(
わがせい
)
の
孤獨
(
こどく
)
を
泣
(
な
)
かざるを
得
(
え
)
なかつた。
湯ヶ原より
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
悽愴(せいさう)の例文をもっと
(3作品)
見る
ものすご
(逆引き)
自然の生まれ付きか、あるいは多年もてあそんでいる蛇の感化か、いずれにしてもお絹が蛇のような
悽愴
(
ものすご
)
い眼をもっていることは争われなかった。
両国の秋
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
悽愴(ものすご)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
すご
(逆引き)
といったような懐旧談で、
頻
(
しき
)
りに
悽愴
(
すご
)
がってシンミリしている鼻の先へ、庭先の月見草の中から、白い朝鮮服を着て、長い
煙管
(
きせる
)
を持った奴がノッソリと現われて来たもんだ。
爆弾太平記
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
悽愴(すご)の例文をもっと
(1作品)
見る
“悽愴”の意味
《名詞》
悽愴(せいそう)
非常に痛ましいこと。
(出典:Wiktionary)
悽
漢検1級
部首:⼼
11画
愴
漢検1級
部首:⼼
13画
“悽”で始まる語句
悽惨
悽
悽然
悽惻
悽々
悽惆
悽風
悽気
悽而
悽艶
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