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悽惻
ふりがな文庫
“悽惻”の読み方と例文
読み方
割合
せいそく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいそく
(逆引き)
親として子を殺し、子として親を殺す、大逆不道此の上もあらず、
然
(
しか
)
るに
斯般
(
しはん
)
の悪逆の往々にして世間に行はるゝを見ては、誰か
悽惻
(
せいそく
)
として人間の運命のはかなきを思はざらむ。
鬼心非鬼心:(実聞)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
ひそかに部屋の戸を開きて外に
出
(
いづ
)
れば
悽惻
(
せいそく
)
として情人未だ去らず、泣いて遠国に
連
(
つれ
)
よとくどく時に、清十郎は親方の
情
(
なさけ
)
にしがらまれて得
応
(
いら
)
へず、然るを女の狂愛の甚しきに
惹
(
ひ
)
かされて
「歌念仏」を読みて
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
我国平民の歴史は、始めより終りまで極めて
悽惻
(
せいそく
)
暗澹
(
あんたん
)
たる現象を録せり。
徳川氏時代の平民的理想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
悽惻(せいそく)の例文をもっと
(3作品)
見る
悽
漢検1級
部首:⼼
11画
惻
漢検1級
部首:⼼
12画
“悽”で始まる語句
悽愴
悽惨
悽
悽然
悽々
悽惆
悽風
悽気
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