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ものすご
ふりがな文庫
“ものすご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
物凄
96.7%
悽愴
1.1%
凄愴
1.1%
凄惨
0.5%
凄然
0.5%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物凄
(逆引き)
さあ、こうなると、がッがあッと、昼夜に三度ずつ、峠の上まで湯気が渦まいて上ります、総湯の沸きます音が
物凄
(
ものすご
)
うなりましたわ。
わか紫
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ものすご(物凄)の例文をもっと
(50作品+)
見る
悽愴
(逆引き)
被衣を洩れた女の顔は譬えようもないほどに
悽愴
(
ものすご
)
いものであった。彼女の眼は怪しくさか吊って火のように燃えていた。彼女の口は
獣
(
けもの
)
のように尖っていた。
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ものすご(悽愴)の例文をもっと
(2作品)
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凄愴
(逆引き)
彼女
(
かれ
)
が若かりし春の面影は、
恐
(
おそら
)
く花のようにも美しかったであろうと想像されるが、冬の
老樹
(
おいき
)
の枯れ朽ちたる今の姿は、
唯
(
ただ
)
凄愴
(
ものすご
)
いものに見られた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ものすご(凄愴)の例文をもっと
(2作品)
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▼ すべて表示
凄惨
(逆引き)
しかしかれらを恐れさせたのは、その旅人の背負っている重い罪の影か、あるいは殺された女の
凄惨
(
ものすご
)
い姿か、確かには判断がつかない。
木曽の旅人
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
ものすご(凄惨)の例文をもっと
(1作品)
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凄然
(逆引き)
報
(
つぐ
)
る
遠寺
(
ゑんじ
)
の
鐘
(
かね
)
ガウ/\と
響
(
ひゞ
)
き渡り
最
(
いと
)
凄然
(
ものすご
)
く思はるればさしも
強氣
(
がうき
)
の者共も
小氣味
(
こきみ
)
惡々
(
わる/\
)
足に
任
(
まか
)
せて
歩行
(
あゆむ
)
中
(
うち
)
青
(
あを
)
き火の光り見えければ
彼
(
あれ
)
こそ
燒場
(
やきば
)
の
火影
(
ひかげ
)
ならんと掃部は先に立て行程に
早
(
はや
)
隱亡小屋
(
をんばうごや
)
に
近接
(
ちかづく
)
折柄
(
をりから
)
道の
此方
(
こなた
)
なる
小笹
(
をざさ
)
の
冠
(
かぶ
)
りし
石塔
(
せきたふ
)
の
蔭
(
かげ
)
より一刀
閃
(
ひら
)
りと引拔
稻妻
(
いなづま
)
の如く掃部が向う
脛
(
ずね
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
ものすご(凄然)の例文をもっと
(1作品)
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