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『木曽の旅人』
ふりがな文庫
『
木曽の旅人
(
きそのたびびと
)
』
T君は語る。 そのころの軽井沢は寂れ切っていましたよ。それは明治二十四年の秋で、あの辺も衰微の絶頂であったらしい。なにしろ昔の中仙道の宿場がすっかり寂れてしまって、土地にはなんにも産物はないし、ほとんどもう立ち行かないことになって、ほかの土 …
著者
岡本綺堂
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文藝倶樂部」1897(明治30)年
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約23分(500文字/分)
朗読目安時間
約38分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
殴
(
くら
)
頭
(
かぶり
)
空
(
くう
)
拗
(
こじ
)
静寂
(
しずか
)
徒事
(
ただごと
)
退
(
ど
)
焦
(
あせ
)
凄惨
(
ものすご
)
怪物
(
えてもの
)
閑寂
(
しずか
)
強請
(
ねだ
)
父
(
とっ
)
暴
(
あら
)
的
(
あて
)
見分
(
けんぶん
)
酷
(
むご
)
燈火
(
あかり
)
凍
(
こご
)
何
(
なん
)
白銀
(
しろがね
)
甲羅
(
こうら
)
生木
(
なまき
)
生姜
(
しょうが
)
瞋
(
いか
)
瞳
(
ひとみ
)
碓氷
(
うすい
)
獣
(
けもの
)
紅葉
(
もみじ
)
立退
(
たちの
)
竦
(
すく
)
筵
(
むしろ
)
粗朶
(
そだ
)
飛騨
(
ひだ
)
蒸
(
む
)
蓋
(
ふた
)
親父
(
おやじ
)
試
(
ため
)
起
(
た
)
遮
(
さえぎ
)
鉈
(
なた
)
鍔
(
つば
)
顫
(
ふる
)
今日
(
こんにち
)
忌々
(
いまいま
)
仕業
(
しわざ
)
会釈
(
えしゃく
)
叱言
(
こごと
)
嘲
(
あざけ
)
嚇
(
おど
)
囚
(
とら
)
四足
(
よつあし
)
堪
(
たま
)
夕
(
ゆうべ
)
宿場
(
しゅくば
)
寂
(
さび
)
小児
(
こども
)
小歇
(
こや
)
小父
(
おじ
)
強力
(
ごうりき
)
燗
(
かん
)
快
(
こころよ
)
憑
(
つ
)
掴
(
つか
)
本文
(
ほんもん
)
束
(
つか
)
杣
(
そま
)
栂
(
つが
)
樅
(
もみ
)
樵夫
(
きこり
)
涎
(
よだれ
)
深山
(
みやま
)
焦
(
じ
)
煙管
(
きせる
)
煩悩
(
ぼんのう
)