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凄然
ふりがな文庫
“凄然”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せいぜん
76.5%
すさま
5.9%
すさまじ
5.9%
ぞっ
5.9%
ものすご
5.9%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいぜん
(逆引き)
洞庭劉氏の詩を三誦してよりのちまた月余、或るゆふべ身に秋冷をおぼえて自ら秋衣をさぐるに事によりてわが思ひ
凄然
(
せいぜん
)
たるものあり。
我が一九二二年:02 我が一九二二年
(新字旧仮名)
/
佐藤春夫
(著)
凄然(せいぜん)の例文をもっと
(13作品)
見る
すさま
(逆引き)
それより情死の事由を
列
(
つら
)
ね、更に一転してその苦痛と応報とを
陳
(
の
)
ぶ。「あやなき闇に
凄然
(
すさま
)
じや、
閻羅
(
えんら
)
と見ゆる夏木立」。
「桂川」(吊歌)を評して情死に及ぶ
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
凄然(すさま)の例文をもっと
(1作品)
見る
すさまじ
(逆引き)
然
(
され
)
ば寶珠花屋八五郎は半四郎に
向
(
むか
)
ひ
偖
(
さて
)
も/\先生は
凄然
(
すさまじ
)
き御力量哉
加之
(
そのうへ
)
劔術は殊さら
御熟練
(
ごじゆくれん
)
と
伺
(
うかゞ
)
ひ及び候が今少し
貴方
(
あなた
)
が御早く御出あらば
好
(
よ
)
かりしに
惜
(
をし
)
き事なりと申ければ半四郎は聞て某し今少し早く參らば
好
(
よき
)
にと云るゝは
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
凄然(すさまじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ぞっ
(逆引き)
「このじいさんは、
人
(
ひと
)
さらいかもしれない。」と、その
子供
(
こども
)
は
同
(
おな
)
じことをいいました。これを
聞
(
き
)
くと三
人
(
にん
)
は
頭
(
あたま
)
から
水
(
みず
)
をかけられたように
凄然
(
ぞっ
)
として
逃
(
に
)
げ
出
(
だ
)
しました。
空色の着物をきた子供
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
凄然(ぞっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
ものすご
(逆引き)
報
(
つぐ
)
る
遠寺
(
ゑんじ
)
の
鐘
(
かね
)
ガウ/\と
響
(
ひゞ
)
き渡り
最
(
いと
)
凄然
(
ものすご
)
く思はるればさしも
強氣
(
がうき
)
の者共も
小氣味
(
こきみ
)
惡々
(
わる/\
)
足に
任
(
まか
)
せて
歩行
(
あゆむ
)
中
(
うち
)
青
(
あを
)
き火の光り見えければ
彼
(
あれ
)
こそ
燒場
(
やきば
)
の
火影
(
ひかげ
)
ならんと掃部は先に立て行程に
早
(
はや
)
隱亡小屋
(
をんばうごや
)
に
近接
(
ちかづく
)
折柄
(
をりから
)
道の
此方
(
こなた
)
なる
小笹
(
をざさ
)
の
冠
(
かぶ
)
りし
石塔
(
せきたふ
)
の
蔭
(
かげ
)
より一刀
閃
(
ひら
)
りと引拔
稻妻
(
いなづま
)
の如く掃部が向う
脛
(
ずね
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
凄然(ものすご)の例文をもっと
(1作品)
見る
“凄然”の意味
《名詞》
寒いこと。涼しいこと。
物寂しく痛ましいこと。
(出典:Wiktionary)
凄
常用漢字
中学
部首:⼎
10画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“凄然”で始まる語句
凄然々々
検索の候補
凄然々々
“凄然”のふりがなが多い著者
宮地嘉六
三島霜川
三上於菟吉
アントン・チェーホフ
エドガー・アラン・ポー
作者不詳
佐藤春夫
北村透谷
柳田国男
幸田露伴