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打交
ふりがな文庫
“打交”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うちまじ
53.8%
ぶっちが
15.4%
うちかわ
7.7%
うちちが
7.7%
うちまじは
7.7%
うちまじわ
7.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちまじ
(逆引き)
泣
(
な
)
く
聲
(
こゑ
)
、
喚
(
わめ
)
く
聲
(
こえ
)
、
哀
(
あはれ
)
に
救助
(
たすけ
)
を
求
(
もと
)
むる
聲
(
こゑ
)
は、
悽
(
すさ
)
まじき
怒濤
(
どとう
)
の
音
(
おと
)
と
打交
(
うちまじ
)
つて、
地獄
(
ぢごく
)
の
光景
(
ありさま
)
もかくやと
思
(
おも
)
はるゝばかり。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
打交(うちまじ)の例文をもっと
(7作品)
見る
ぶっちが
(逆引き)
髪結床
(
かみいどこ
)
の
下職
(
したじょく
)
なんぞするもんじゃアありませんね、せめて字でも読めりゃ何とか言って近づくんですが、一の字は
引張
(
ひっぱ
)
って、十文字は組違え、
打交
(
ぶっちが
)
えは
鷹
(
たか
)
の羽だと
三枚続
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
打交(ぶっちが)の例文をもっと
(2作品)
見る
うちかわ
(逆引き)
和泉の猟夫の眼はぎらついて、
何時
(
いつ
)
でも矢を
番
(
つが
)
えるようなじりじりした身構えを基経の息づかいに
打交
(
うちかわ
)
して行った。
姫たちばな
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
打交(うちかわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
うちちが
(逆引き)
碌に削りもしない白木を
打交
(
うちちが
)
えた腰掛が二つばかり、腰を下して渋茶をすすっていると
相馬の仇討
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
打交(うちちが)の例文をもっと
(1作品)
見る
うちまじは
(逆引き)
いつも夜店の賑ふ八丁堀北島町の路地には片側に講釈の
定席
(
ぢやうせき
)
、片側には娘義太夫の定席が
向合
(
むかひあ
)
つてゐるので、
堂摺連
(
だうするれん
)
の手拍子は毎夜
張扇
(
はりあふぎ
)
の
響
(
ひゞき
)
に
打交
(
うちまじは
)
る。
路地
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
打交(うちまじは)の例文をもっと
(1作品)
見る
うちまじわ
(逆引き)
いつも夜店の
賑
(
にぎわ
)
う
八丁堀北島町
(
はっちょうぼりきたじまちょう
)
の路地には片側に講釈の
定席
(
じょうせき
)
、片側には
娘義太夫
(
むすめぎだゆう
)
の定席が向合っているので、
堂摺連
(
どうするれん
)
の
手拍子
(
てびょうし
)
は毎夜
張扇
(
はりおうぎ
)
の響に
打交
(
うちまじわ
)
る。
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
打交(うちまじわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
交
常用漢字
小2
部首:⼇
6画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀
“打交”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
押川春浪
作者不詳
直木三十五
永井荷風
泉鏡太郎
泉鏡花
室生犀星