“長恨歌”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちょうごんか58.3%
ちやうごんか16.7%
ちようごんか16.7%
ちょうこんか8.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白楽天(はくらくてん)が、玄宗皇帝(げんそうこうてい)と楊貴妃(ようきひ)との情事を歌った長恨歌(ちょうごんか)の一節は、そのままわが平安朝の貴族心理をいっているような趣きがある。
果ては、自分は興(きよう)に堪へかねて、常々暗誦(あんしよう)して居る長恨歌(ちやうごんか)を極めて声低く吟(ぎん)じ始めた。
重右衛門の最後 (新字旧仮名) / 田山花袋(著)
楊家(やうか)の娘(むすめ)君寵(くんちよう)をうけてと長恨歌(ちようごんか)を引出(ひきいだ)すまでもなく、娘(むすめ)の子(こ)は何處(いづこ)にも貴重(きちよう)がらるゝ頃(ころ)なれど、此(この)あたりの裏屋(うらや)より赫奕姫(かくやひめ)の生(うま)るゝ事(こと)その例(れい)多(おほ)し、築地(つきぢ)の某屋(それや)に今(いま)は根(ね)を移(うつ)して御前(ごぜん)さま方(がた)の御相手(をんあいて)
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
隴西(ろうせい)の李白(りはく)、襄陽(じょうよう)の杜甫(とほ)が出て、天下の能事を尽した後に太原(たいげん)の白居易(はくきょい)が踵(つ)いで起って、古今の人情を曲尽(きょくじん)し、長恨歌(ちょうこんか)や琵琶行(びわこう)は戸ごとに誦(そら)んぜられた。
魚玄機 (新字新仮名) / 森鴎外(著)