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曲尽
ふりがな文庫
“曲尽”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょくじん
75.0%
きよくじん
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょくじん
(逆引き)
隴西
(
ろうせい
)
の
李白
(
りはく
)
、
襄陽
(
じょうよう
)
の
杜甫
(
とほ
)
が出て、天下の能事を尽した後に
太原
(
たいげん
)
の
白居易
(
はくきょい
)
が
踵
(
つ
)
いで起って、古今の人情を
曲尽
(
きょくじん
)
し、
長恨歌
(
ちょうこんか
)
や
琵琶行
(
びわこう
)
は戸ごとに
誦
(
そら
)
んぜられた。
魚玄機
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
この小説「大菩薩峠」全篇の主意とする処は、人間界の諸相を
曲尽
(
きょくじん
)
して、
大乗遊戯
(
だいじょうゆげ
)
の境に参入するカルマ
曼陀羅
(
まんだら
)
の面影を
大凡下
(
だいぼんげ
)
の筆にうつし見んとするにあり。
大菩薩峠:01 甲源一刀流の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
曲尽(きょくじん)の例文をもっと
(3作品)
見る
きよくじん
(逆引き)
この事実を知る為には芭蕉の付け合を
一瞥
(
いちべつ
)
すれば好い。芭蕉は茶漬を愛したなどと云ふのも嘘ではないかと思はれるほど、近松を生み、西鶴を生み、更に又
師宣
(
もろのぶ
)
を生んだ元禄の人情を
曲尽
(
きよくじん
)
してゐる。
芭蕉雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
曲尽(きよくじん)の例文をもっと
(1作品)
見る
曲
常用漢字
小3
部首:⽈
6画
尽
常用漢字
中学
部首:⼫
6画
“曲”で始まる語句
曲
曲者
曲輪
曲線
曲角
曲事
曲物
曲玉
曲彔
曲舞
“曲尽”のふりがなが多い著者
徳富蘇峰
中里介山
森鴎外
芥川竜之介