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曲玉
ふりがな文庫
“曲玉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まがたま
87.5%
マガタマ
12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まがたま
(逆引き)
「将軍塚と申すので、南北朝時代の武将などの、遺物があると思いましたところ、
曲玉
(
まがたま
)
管玉
(
くだたま
)
が出ようとは、ちと意外でございましたなあ」
剣侠受難
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
戸外
(
こがい
)
には、丑満の
暗黒
(
やみ
)
につつまれた木立ちが、真っ黒に黙して、そのうえに、
曲玉
(
まがたま
)
のようにかかっているのは、生まれたばかりの若い新月。
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
曲玉(まがたま)の例文をもっと
(14作品)
見る
マガタマ
(逆引き)
曲玉
(
マガタマ
)
に見立てたのだといふ風にもありますけれども、それはたゞ、さう考へただけのことで、輪そのものゝ形は、到底榊の枝に下げられるやうなものではないのです。
神楽(その二)
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
例えば我国の古代において男女ともに胸間にさげていた
曲玉
(
マガタマ
)
なども、その起原は腎臓を生命の源泉としたところから、これを乾し固めてさげていると、災厄を払うと信じていたのか
屍体と民俗
(新字新仮名)
/
中山太郎
(著)
曲玉(マガタマ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“曲玉(
勾玉
)”の解説
勾玉(まがたま、曲玉とも表記)は、先史・古代の日本における装身具の一つである。祭祀にも用いられたと言われるが、詳細は分からない。語源は「曲っている玉」から来ているという説が有力である。
語の初出は『記紀』で、『古事記』には「曲玉」、『日本書紀』には「勾玉」の表記が見られる。また『魏志倭人伝』には「句珠(くしゅ)」の表記がある。
(出典:Wikipedia)
曲
常用漢字
小3
部首:⽈
6画
玉
常用漢字
小1
部首:⽟
5画
“曲玉”で始まる語句
曲玉形
曲玉管玉
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折口信夫