“長恨”の読み方と例文
読み方割合
ちょうこん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それは、二十年の春を、つい此の間迎えたばかりの呉子さんが、早や墨染すみぞめの未亡人という形式にほうむられて、来る日来る夜を、寂滅じゃくめつ長恨ちょうこんとに、止め度もないなみだしぼらねばならなかったことだった。
振動魔 (新字新仮名) / 海野十三(著)