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身躾
ふりがな文庫
“身躾”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
みだしな
66.7%
みだしなみ
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
みだしな
(逆引き)
と麗人糸子は、
憔悴
(
しょうすい
)
した面に
身躾
(
みだしな
)
みの頬紅打って、香りの高い煎茶の湯呑みを捧げ、帆村の深呼吸をしているバルコニーに現われた。
蠅男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
『
余
(
よ
)
の儀ではありませぬが、介錯人が、腕に聞えのある高安平四郎とあれば、私も
身躾
(
みだしな
)
みして、立派に死にたいと存じます』
夏虫行燈
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
身躾(みだしな)の例文をもっと
(8作品)
見る
みだしなみ
(逆引き)
それに焦茶の
肩掛
(
ショオル
)
をしたのは、今日あたりの陽気にはいささかお荷物だろうと思われるが、これも近頃は
身躾
(
みだしなみ
)
の一ツで、
貴婦人
(
あなた
)
方は、
菖蒲
(
あやめ
)
が過ぎても遊ばさるる。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
推
(
お
)
しものの
痘痕
(
あばた
)
は一目見て気の毒な程で、しかも黒い。字義をもって論ずると月下氷人でない、
竈下
(
かまのした
)
炭焼であるが、
身躾
(
みだしなみ
)
よく、カラアが白く、磨込んだ顔がてらてらと光る。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
身躾(みだしなみ)の例文をもっと
(4作品)
見る
身
常用漢字
小3
部首:⾝
7画
躾
漢検1級
部首:⾝
16画
“身”で始まる語句
身体
身
身上
身装
身扮
身體
身動
身長
身代
身悶
“身躾”のふりがなが多い著者
直木三十五
吉川英治
泉鏡太郎
泉鏡花
海野十三
野村胡堂