“道家”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どうけ37.5%
だうか25.0%
みちいえ25.0%
どうか12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もとより微行しのびであった。道家どうけ家でも、主人とほんの家族しか近づいてはいないらしい。藤吉郎は、他の相役と、たまりを作って休んでいた。
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
上部の八景は腦、髮、眼、耳、鼻、口、舌、齒であるといふのであつて、道家だうかの語である。そんなことはどうでもよい。
華厳滝 (旧字旧仮名) / 幸田露伴(著)
中には月輪つきのわ殿(九条兼実かねざね)の玉葉ぎょくよう八合、光明峯寺殿(同道家みちいえ)の玉蘂ぎょくずい七合などをはじめ、お家累代るいだいの御記録の類も数少いことではございませんでした。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
専門たるりつれきえきのほかに道家どうかの教えにくわしくまたひろじゅぼくほうめい諸家しょかの説にも通じていたが、それらをすべて一家のけんをもってべて自己のものとしていた。
李陵 (新字新仮名) / 中島敦(著)