“玉葉”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎょくよう80.0%
たまば20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
清輔のは『奥儀抄』や『袋草紙』を見ればそれが分るし、九条兼実もその日記『玉葉ぎょくよう』の中で、特に清輔の万葉学について称讃の辞をのべている。
中世の文学伝統 (新字新仮名) / 風巻景次郎(著)
中には月輪つきのわ殿(九条兼実かねざね)の玉葉ぎょくよう八合、光明峯寺殿(同道家みちいえ)の玉蘂ぎょくずい七合などをはじめ、お家累代るいだいの御記録の類も数少いことではございませんでした。
雪の宿り (新字新仮名) / 神西清(著)
甲斐絹のパッチのすべりもよく、手ぶり足ぶみおもしろく、踊り抜いて、歓笑湧くがごときところへ、広海屋の馴染の、玉葉たまば太夫というのが、たいまいのこうがい蒔絵まきえくしも重そうに
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)