“代物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しろもの99.2%
だいぶつ0.4%
だいもつ0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元来この方面に棲息する地震鯰は大した代物しろものではない。世界中の地震計に記録されるような大規模の地震を起こすほどの威力はない。
地震なまず (新字新仮名) / 武者金吉(著)
もちろん召し上げられるとは云い条、それぞれ代物だいぶつの金銀は下げ渡された。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「お気に召しましたらお持ち帰りを願いますが、旅籠屋が溺器をお譲りして代物だいもつをいただきましたとあっては……」
艸木虫魚 (新字新仮名) / 薄田泣菫(著)