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巍峨
ふりがな文庫
“巍峨”の読み方と例文
読み方
割合
ぎが
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぎが
(逆引き)
その不落をほこる城楼も
巍峨
(
ぎが
)
たる姿だが、さすが霊山の
華岳
(
かがく
)
はもっと神々しい。
仙掌
(
せんしょう
)
ノ峰、雲台ノ
観
(
てら
)
。
斧
(
おの
)
をならべたような石峰。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
右手の岸には
巍峨
(
ぎが
)
たる氷山が聳えている。左は
駘蕩
(
たいとう
)
たる晩春初夏の景色、冷い風と生暖い温気とがこもごも河づらを撫でる。
釘抜藤吉捕物覚書:04 槍祭夏の夜話
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
旅の雲水
空善
(
くうぜん
)
は頭の上を振り仰ぎました。
巍峨
(
ぎが
)
たる路の果、本街道から木立と山の背に隠れて、ささやかな辻堂が、岩の上に建って居るのでした。
大江戸黄金狂
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
巍峨(ぎが)の例文をもっと
(9作品)
見る
“巍峨”の意味
《名詞》
山などが高くそびえること。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
巍
漢検1級
部首:⼭
21画
峨
漢検準1級
部首:⼭
10画
“巍”で始まる語句
巍然
巍々
巍
巍峩
巍国公
巍々堂々
巍乎
巍立
巍石鬼
検索の候補
嶮峻巍峨
“巍峨”のふりがなが多い著者
谷譲次
作者不詳
林不忘
国木田独歩
幸田露伴
吉川英治
正岡子規
野村胡堂