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駘蕩
ふりがな文庫
“駘蕩”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
たいとう
93.5%
たいたう
3.2%
たけなわ
3.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たいとう
(逆引き)
馬琴の家庭は日記の上では一年中低気圧に脅かされ通しで、春風
駘蕩
(
たいとう
)
というような
長閑
(
のどか
)
なユックリとした日は一日もなかったようだ。
八犬伝談余
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
駘蕩(たいとう)の例文をもっと
(29作品)
見る
たいたう
(逆引き)
日光は直射するが、海より吹く
軟風
(
なんぷう
)
のために暑気を感ぜず、好晴の
下
(
もと
)
に浮ぶ
淡
(
あは
)
い
青靄
(
せいあい
)
の気が
眸中
(
ぼうちう
)
の
山野
(
さんや
)
を春の如く
駘蕩
(
たいたう
)
たらしめるのであつた。
満蒙遊記:附 満蒙の歌
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
駘蕩(たいたう)の例文をもっと
(1作品)
見る
たけなわ
(逆引き)
と手がのびて
袂
(
たもと
)
を
曳
(
ひ
)
かれると春風今を
駘蕩
(
たけなわ
)
に、
蕨
(
わらび
)
、
独活
(
うど
)
の香に酔ったほど、馬は、うかうかと
歩行
(
ある
)
き出したが、
横畷
(
よこなわて
)
少しばかり入ると、真向うに
樹立
(
こだち
)
深く、
住静
(
すみしず
)
めた見事な
門構
(
もんがまえ
)
の屋敷が見える。
雪柳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
駘蕩(たけなわ)の例文をもっと
(1作品)
見る
駘
漢検1級
部首:⾺
15画
蕩
漢検準1級
部首:⾋
15画
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