“山野”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんや64.7%
やまの23.5%
やまぬ5.9%
サンヤ5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
キキョウは山野さんや向陽地こうようちに生じている宿根草しゅっこんそうであるが、その花がみごとであるから、観賞花草として人家じんかえられてある。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
「試験がすんだなら、すぐ殿様の所へ、お礼に行くんだぞ。」と、言はれてゐたので、田端たばたの丘の上にある、山野やまの子爵家に、たづねて行きました。
硯箱と時計 (新字旧仮名) / 沖野岩三郎(著)
つまもあらばみてたげまし佐美さみ山野やまぬ宇波疑うはぎぎにけらずや 〔巻二・二二一〕 柿本人麿
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
権輿ケンヨ」ケンニョ、「山野サンヤ」サンニャ、「専要センエウ」センニョー。
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)