“巍々堂々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きらびやか50.0%
ぎぎどうどう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打れ繩目なはめ嚴敷きびしく栗石くりいしの上に蹲踞かしこまり其次に女房節しうと藤八ともつゝしんで平伏へいふくす又右の方には訴訟人九郎兵衞夫婦其外引合の者村役人等居並びしが何れも遠國邊鄙へんぴの者始めて天下の決斷所へ出ければ白洲の巍々堂々きらびやかなるに恐怖きようふなし自然しぜん戰慄ふるへ居たりける又た本多家の役人松本理左衞門始め吟味掛りの者一同留守居るすゐ付添つきそひ縁側えんがはまかり出左の方には
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
人の声、車のおと、電燈、洋燈らんぷの光、賑やかで、眩しくて、美しくて、良平はきもを潰した。眼前には巍々堂々ぎぎどうどうたる洋館、仙台ホテル、陸奥ホテル、和風では針久、大泉、其他数知らぬ旅館がある。