『文学に現れたる東北地方の地方色（ぶんがくにあらわれたるとうほくちほうのちほうしょく）：（仙台放送局放送原稿）（（せんだいほうそうきょくほうそうげんこう））』

私は常に東北地方を愛している者であります。私は（日本中でどこが一番好きか？）という質問に対して、いつも（東北地方）と答えるのに躊躇したことはありません。これは話者の私が東北人であるための身贔負でもなく、聴者の皆さん方が東北人であるからお世辞 …

著者	佐左木俊郎
ジャンル	文学 > 日本文学 > 日本文学
初出	「文学に現れたる東北地方の地方色」仙台放送局、1932（昭和7）年8月28午後6時30分～午後7時
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約13分（500文字/分）
朗読目安時間	約22分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

続（しょく） 響（おと） 欹（そばたつ） 荘（おごそ） 奈何（いかが） 作物（さく） 尋（つい） 仍（すなわ） 断（ちぎ） 爬虫（むし） 塵埃（ごみ） 逶迤（うねうね） 中央（なか） 僕（しもべ） 恥（はじ） 廉（やす） 獲（と） 洋燈（らんぷ） 蚤蚊（のみか） 莨（たばこ） 臼（うす） 芭蕉（ばしょう） 話者（はなして） 胆（きも） 聴者（ききて） 聟（むこ） 聖武（しょうむ） 繋（つな） 襤褸（ぼろ） 西樓（せいろう） 百済（くだら） 譬（たと） 路（みち） 躊躇（ちゅうちょ） 転（ころ） 這入（はい） 遙々（はるばる） 酷（ひど） 鯡（にしん） 黄金（こがね） 黙火（とも） 布帛（きれ） 上（のぼ） 伴（つ） 何故（なぜ） 入港（はい） 判然（はっきり） 嘗（な） 塊（かたまり） 天平（てんぴょう） 奇葩（きは） 寔（まこと） 就中（なかんずく） 展（ひら） 縺（もつ） 帙櫨（ちつろ） 池月（いけづき） 炉端（ろばた） 然（しか） 狭（せま） 三戸（さんのへ） 磨墨（するすみ） 窅（よう） 精々（せいぜい） 糅飯（かてめし） 紫苑（しおん）