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精々
ふりがな文庫
“精々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
せいぜい
66.7%
せい/″\
19.0%
せっせ
7.9%
せつせ
3.2%
せっせっ
1.6%
せいせい
1.6%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せいぜい
(逆引き)
かねて双方の間に約束いたしおきたることは、もし当山に万一の事ありし時は、
速
(
すみや
)
かに私が
罷
(
まか
)
り出て、
精々
(
せいぜい
)
御助力いたすべく——
九条武子
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
精々(せいぜい)の例文をもっと
(42作品)
見る
せい/″\
(逆引き)
森久保氏の芸当といふと、
精々
(
せい/″\
)
逆立
(
さかだ
)
ちか、馬の鼻面を
嘗
(
な
)
める位が、手一杯だらうと思ふ人があるかも知れないが、なかなか
其麽物
(
そんなもの
)
でない——。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
精々(せい/″\)の例文をもっと
(12作品)
見る
せっせ
(逆引き)
お稲ちゃんは、またそんなでいて、しくしく泣き暮らしてでも、お
在
(
いで
)
だったかと思うと、そうじゃないの……
精々
(
せっせ
)
裁縫
(
おしごと
)
をするんですって。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
精々(せっせ)の例文をもっと
(5作品)
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▼ すべて表示
せつせ
(逆引き)
併し町人と違つて其処が大名育ちだから
強
(
あなが
)
ち
金子
(
かね
)
で張らうといふ
鄙
(
さも
)
しい考は無いやうだが、イヤモウ一生懸命に
精々
(
せつせ
)
と進物を運び込む。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
精々(せつせ)の例文をもっと
(2作品)
見る
せっせっ
(逆引き)
借りた方は
精々
(
せっせっ
)
と
樹
(
き
)
を
伐
(
き
)
り出して、
貸元
(
かしもと
)
の店へ材木を並べるばかり。追っかけられて見切って売るのを、安く買い込んでまた
儲
(
もう
)
ける。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
精々(せっせっ)の例文をもっと
(1作品)
見る
せいせい
(逆引き)
富は祈祷のみに依て来らず、働くは祈るなり(Laborare est orare)、身と心とを神に
任
(
まか
)
せ
精々
(
せいせい
)
以て働きて見よ、神も宇宙も汝を助け汝の労力は
実
(
みの
)
るぞかし。
基督信徒のなぐさめ
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
精々(せいせい)の例文をもっと
(1作品)
見る
精
常用漢字
小5
部首:⽶
14画
々
3画
“精”で始まる語句
精
精神
精悍
精進
精緻
精霊
精巧
精舎
精進潔斎
精力
“精々”のふりがなが多い著者
内田魯庵
堺利彦
木下尚江
内村鑑三
三上於菟吉
泉鏡太郎
谷崎潤一郎
江見水蔭
国枝史郎
新渡戸稲造