“せい/″\”の漢字の書き方と例文
語句割合
精々100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たゞしその時代じだいには、精々せい/″\打製石斧だせいせきふか、石鏃屑せきぞくくづくらゐで、格別かくべつおどろくべき珍品ちんぴんらぬのであつた。
A イヤおほきに結構けつこう双方さうはう一月ひとつき九十せんづつの散財さんざいだ。精々せい/″\葉書はがき贅澤ぜいたくをやりたまへ。
ハガキ運動 (旧字旧仮名) / 堺利彦(著)
○さりとも志を棄てんは惜しき時、一策あり、精々せい/″\多く志を仕入れて、ところ嫌はず之を振廻さん事なり。成功を見ずといへども、附け届けを見ん。脊負しよひ切れざる程なるをもて、志の妙となす。
青眼白頭 (新字旧仮名) / 斎藤緑雨(著)