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散財
ふりがな文庫
“散財”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さんざい
54.5%
おご
18.2%
きれはなれ
9.1%
ざんざい
9.1%
まきちら
9.1%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんざい
(逆引き)
「重衡ちう奴も、悠長な奴や。何時殺されるか知らんのに、
散財
(
さんざい
)
してよる。……酒もげんさい(美人の事)も向ふ持ちで、腹の痛まん散財や。」
太政官
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
散財(さんざい)の例文をもっと
(6作品)
見る
おご
(逆引き)
アハヽヽそれも
道理
(
もつとも
)
ぢや、今に来たらば能く見て呉れ、まあ恐らく
此地辺
(
こゝら
)
に類は無らう、といふものだ。
阿呀
(
おや
)
恐ろしい、何を
散財
(
おご
)
つて下さります、
而
(
そ
)
して親方、といふものは御師匠さまですか。
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
散財(おご)の例文をもっと
(2作品)
見る
きれはなれ
(逆引き)
これを聞ける乗り合いは、さなきだに、何者なるか、怪しき別品と目を着けたりしに、今この
散財
(
きれはなれ
)
の
婦女子
(
おんな
)
に似気なきより、いよいよ底気味悪く
訝
(
いぶか
)
れり。
義血侠血
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
散財(きれはなれ)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
ざんざい
(逆引き)
火の燃え付きそうな
髪
(
あたま
)
をして居るものも有り、大小を差した者も有り、
大髷
(
おおたぶさ
)
の
連中
(
れんじゅう
)
がそろ/\花見に出る者もあるが、金がないので
往
(
ゆ
)
かれないのを残念に思いまして、少しばかり
散財
(
ざんざい
)
を仕ようと
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
散財(ざんざい)の例文をもっと
(1作品)
見る
まきちら
(逆引き)
付添
(
つけそへ
)
酒代も澤山に遣す程に急げ/\と急立ける御定法の
早飛脚
(
はやひきやく
)
は江戸より京都
迄
(
まで
)
二日二
夜半
(
よはん
)
なれども此度は大岡の家改易に成か又立かの途中なれば金銀を
散財
(
まきちら
)
して急がせける程に百五十里の
行程
(
みちのり
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
散財(まきちら)の例文をもっと
(1作品)
見る
“散財”の意味
《名詞》
散財(さんざい)
無駄な物などに多くの金銭を使うこと。
(出典:Wiktionary)
散
常用漢字
小4
部首:⽁
12画
財
常用漢字
小5
部首:⾙
10画
“散財”で始まる語句
散財囃子
検索の候補
御散財
散財囃子
“散財”のふりがなが多い著者
上司小剣
堺利彦
三遊亭円朝
作者不詳
幸田露伴
福沢諭吉
樋口一葉
泉鏡花