“付添”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つきそい40.0%
つきそ30.0%
つきそひ10.0%
つきそふ10.0%
つけそへ10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それでその麦の別荘に招待されて行くと六十余りの尼僧が居られる。其尼それ付添つきそいの尼僧、女中というような者も七、八名も居るです。家はなかなか立派に出来て居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
その狂人きちがい付添つきそうて来る僧侶も沢山です。それらの飾りはなかなか立派なもので容易に言葉に尽すことが出来ない。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
其外双方さうはう付添つきそひの役人共みぎの通り申わたせしにより其むね心得こゝろえよと申渡されける實にや大岡殿の裁斷さいだん明鏡めいきやうに物をうつすが如く後世こうせい才量さいりやうたゝへるもむべなるかな
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
差添さしそへらるとの事なれば友次郎等は有難きむねうけをなし翌朝よくてう未明みめい發足ほつそくせしが三人の中お花友次郎は通駕籠かご忠八は願ひに因てお花の駕籠のそば付添つきそふ事を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
付添つけそへ酒代も澤山に遣す程に急げ/\と急立ける御定法の早飛脚はやひきやくは江戸より京都まで二日二夜半よはんなれども此度は大岡の家改易に成か又立かの途中なれば金銀を散財まきちらして急がせける程に百五十里の行程みちのり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)