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せっせ
ふりがな文庫
“せっせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
精々
50.0%
錯々
20.0%
切々
20.0%
汲々
10.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
精々
(逆引き)
或る時尋ねると、
極
(
ごく
)
細
(
ほそ
)
い
真書
(
しんか
)
きで
精々
(
せっせ
)
と写し物をしているので、何を写しているかと訊くと、その頃地学雑誌に連掲中の「鉱物
字彙
(
じい
)
」であった。
鴎外博士の追憶
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
せっせ(精々)の例文をもっと
(5作品)
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錯々
(逆引き)
二人は腰に差した鎌を取出して、時々鍬に附着する土を
掻取
(
かきと
)
って、それから復た腰を
曲
(
こご
)
めて
錯々
(
せっせ
)
とやった。
千曲川のスケッチ
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
せっせ(錯々)の例文をもっと
(2作品)
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切々
(逆引き)
先生が
産
(
さん
)
を
治
(
おさ
)
むる事をやめられてから、一家の主人役に立たれたあなたが、
児孫
(
じそん
)
の為に利益を計り権利を主張し、
切々
(
せっせ
)
と生活の資を積む可く努められたのも
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
せっせ(切々)の例文をもっと
(2作品)
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汲々
(逆引き)
お隅が遠い井戸から
汲々
(
せっせ
)
と水を担いで通るところを見掛けた者は、誰一人
褒
(
ほ
)
めないものが無い位。
藁草履
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
せっせ(汲々)の例文をもっと
(1作品)
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