“せつせつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:セツセツ
語句割合
切々81.3%
屑々12.5%
節々6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
切々せつせつと責められているのですが、今日この頃、この地へ落着いてみると、その責任が全く確実性を帯びて来ました。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
が、それ丈に又、同時代の屑々せつせつたる作者輩に対しては、傲慢がうまんであると共に飽迄あくまでも不遜である。
戯作三昧 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
それならば食事をまかなうより外に人を通わせぬよう致しますか、しかし余り牢住居ろうずまいようではないか、ムヽ勝手とならば仕方がない、新聞けは節々せつせつあげましょう、ハテらぬとは悪い合点がてん
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)