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賄
ふりがな文庫
“賄”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まかな
56.1%
まかない
31.6%
まかなひ
6.1%
まか
3.1%
まいない
1.0%
まかの
1.0%
まひ
1.0%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まかな
(逆引き)
はじめは彼もほかの下宿人と同じように
賄
(
まかな
)
いをしてもらっていたが、
所謂
(
いわゆる
)
ニコヨンの労働をするようになってからは自炊をしていた。
早春
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
賄(まかな)の例文をもっと
(50作品+)
見る
まかない
(逆引き)
例えば、今から二十年ほどまえまでは池上の店で店長の食事の
賄
(
まかない
)
には、店の守神に
忌
(
い
)
みあるを嫌って、獣肉を一切使わせなかった。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
賄(まかない)の例文をもっと
(31作品)
見る
まかなひ
(逆引き)
丑松が
転宿
(
やどがへ
)
を思ひ立つたのは、実は甚だ不快に感ずることが今の下宿に起つたからで、
尤
(
もつと
)
も
賄
(
まかなひ
)
でも安くなければ、誰も
斯様
(
こん
)
な部屋に満足するものは無からう。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
賄(まかなひ)の例文をもっと
(6作品)
見る
▼ すべて表示
まか
(逆引き)
彦
(
ひこ
)
さんの方へ
遣
(
や
)
って
賄
(
まか
)
なってもらってるんだから、少しは楽にならなけりゃならない訳さ
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
賄(まか)の例文をもっと
(3作品)
見る
まいない
(逆引き)
昔
織田右馬助
(
おだうまのすけ
)
人の
賄
(
まいない
)
を再三取った時信長が「銭ぐつわはめられたるか右馬助、人畜生とこれを
云
(
い
)
ふらむ」と詠み送った。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
賄(まいない)の例文をもっと
(1作品)
見る
まかの
(逆引き)
「いや、やはりどこか、遠慮があるのだろう。曹操が
賄
(
まかの
)
うている以上は、何不自由もさせないつもりでおるのに——なにも、新しい衣裳を惜しんで
古袍
(
ふるぎ
)
をわざわざ上に重ね着しているにもあたるまい」
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
賄(まかの)の例文をもっと
(1作品)
見る
まひ
(逆引き)
大宅
(
おほや
)
の
父子
(
おやこ
)
多くの物を
二一〇
賄
(
まひ
)
して罪を
贖
(
か
)
ふによりて、百日がほどに
赦
(
ゆる
)
さるる事を得たり。かくて
二一一
世にたち
接
(
まじは
)
らんも
面俯
(
おもてぶせ
)
なり。姉の大和におはすを
訪
(
とぶら
)
ひて、しばし
彼所
(
かしこ
)
に住まんといふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
賄(まひ)の例文をもっと
(1作品)
見る
賄
常用漢字
中学
部首:⾙
13画
“賄”を含む語句
賄賂
賄方
収賄
贈賄
賄所
御賄
賄付
賄頭
取賄
賄場
賄料
賄賂請託
賄征伐
隣賄
賄賂不浄財
賄賂也
賄賂請願
賄贈
賄部屋
賄金
...
“賄”のふりがなが多い著者
岩野泡鳴
佐々木邦
上司小剣
徳冨蘆花
南方熊楠
小山清
島崎藤村
三遊亭円朝
福沢諭吉
小林多喜二