“真書”のいろいろな読み方と例文
旧字:眞書
読み方割合
しんかき50.0%
しんか25.0%
しんが25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
真書しんかきで細い字で書いており、その中に挟んでおいたけいまでがまだそのまま残っている。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
或る時尋ねると、ごくほそ真書しんかきで精々せっせと写し物をしているので、何を写しているかと訊くと、その頃地学雑誌に連掲中の「鉱物字彙じい」であった。
鴎外博士の追憶 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
一つ一つ「帽子」を脱ぎ取って縁側へ並べたり子芋の突起を鼻に見立てて真書しんがき筆でキューピーの顔をかき上げるものもあった。
球根 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)