“精霊”のいろいろな読み方と例文
旧字:精靈
読み方割合
しょうりょう46.7%
せいれい8.9%
すだま8.9%
いきすだま4.4%
しやうりやう4.4%
シヤウリヤウ4.4%
フエアリイ2.2%
しやうれい2.2%
しょうれい2.2%
しょろ2.2%
しようれう2.2%
せうりやう2.2%
ばけもの2.2%
もののけ2.2%
コダマ2.2%
スダマ2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秋の野になくてかなわぬすすきと女郎花は、うらのお精霊に捧げられるために生れて来たように、涙もろくひょろりと立っている。
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
僕はその時はっと思いついた。ああは眠っている。だが狂酔と苦患とは目を覚ましている。憎悪、精霊、熱血、生命、みんな目を覚ましている。
満堂の異形の群集は、らひくの光に追われし精霊のごとく、騒然と先を争って、廻転扉の隙間からかき消すごとく姿は消えて跡白浪
焔は忽ちなり、とみれば、また、かつがつうちしめて滅し去る、怪みて人に問へば、これわが家の悲しき精霊の今宵ふたたび冥々の途に就くを
松浦あがた (新字旧仮名) / 蒲原有明(著)
さて、招祭りの対象が神であれ精霊であれ、依代の役目には変りがないとすれば、此間には何か前代人の遺した工夫の跡がある筈である。
髯籠の話 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
そして悪い精霊の一群が其宝を守つてゐる。けれ共何時か一度、其宝はオービユルンの一家に見出されて其物になる筈になつてゐる。
精霊の日本の秋の啜泣ひ取る如し、泣く如し。
緑の種子 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「ええ、ですから、兄のお精霊になって……」
生霊 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
「お精霊さまンときブラ下げる盆提灯があるだろう」
円太郎馬車 (新字新仮名) / 正岡容(著)
精霊さまのおかざりもへくれねば御燈明一つで御先祖様へおびをてゐるもが仕業だとお思ひなさる、お前が阿房を尽してお力づらめに釣られたから起つた事
にごりえ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
何処唐草精霊かとになったる心には悪口もるに、今は何を着すべしとも思いせず工夫錬り練り刀をぎぬ。
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
ある者は誰か人に助けられたのだとも言うし、またある者は何か精霊が運び入れたのだと言った。
常世神に圧へ鎮められる精霊は、多くは、野の精霊・山の精霊であつた。其代表者として山の精霊が考へられ、後に、山の神と称せられた。
山のことぶれ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
常世神に圧へ鎮められる精霊は、多くは、野の精霊・山の精霊であつた。其代表者として山の精霊が考へられ、後に、山の神と称せられた。
山のことぶれ (新字旧仮名) / 折口信夫(著)