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もののけ
ふりがな文庫
“もののけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
物怪
70.9%
妖怪
16.4%
妖災
1.8%
怪
1.8%
妖気
1.8%
物化
1.8%
精霊
1.8%
鬼化
1.8%
鬼病
1.8%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物怪
(逆引き)
急に店が
寂
(
さび
)
れ出して、さきほども申し上げましたように、まるで
物怪
(
もののけ
)
に憑かれたように暗くじめじめとしておりました家の中が
蒲団
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
もののけ(物怪)の例文をもっと
(39作品)
見る
妖怪
(逆引き)
と薪左衛門は、呻き声をあげたが、やにわに天国の剣を引き抜き、春の
白昼
(
まひる
)
に現われた、「声の
妖怪
(
もののけ
)
」を切り払うかのように、頭上に振り
血曼陀羅紙帳武士
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
もののけ(妖怪)の例文をもっと
(9作品)
見る
妖災
(逆引き)
明
(
あけ
)
の日
二八八
大倭
(
やまと
)
の
郷
(
さと
)
にいきて、翁が
二八九
恵
(
めぐみ
)
を
謝
(
かへ
)
し、
且
(
かつ
)
二九〇
美濃絹
(
みのぎぬ
)
三疋
(
みむら
)
、
二九一
筑紫綿
(
つくしわた
)
二屯
(
ふたつみ
)
を
遺
(
おく
)
り来り、
猶
(
なほ
)
此の
妖災
(
もののけ
)
の
二九二
身禊
(
みそぎ
)
し給へとつつしみて願ふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
いとも
三三一
験
(
げん
)
なる法師にて、
凡
(
およ
)
そ
三三二
疫病
(
えやみ
)
、
妖災
(
もののけ
)
、
蝗
(
いなむし
)
などをもよく祈るよしにて、此の
郷
(
さと
)
の人は
貴
(
たふと
)
みあへり。此の法師
三三三
請
(
むか
)
へてんとて、あわただしく
三三四
呼びつげるに、
漸
(
やや
)
して来りぬ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
もののけ(妖災)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
怪
(逆引き)
幽霊がないと信じている自分がふと何かの調子で、「鬼気」を感ずる時、感ずる対象はどうしても、一種の「
怪
(
もののけ
)
」である。
ばけものばなし
(新字新仮名)
/
岸田劉生
(著)
これはちょっと
怪
(
もののけ
)
の感じが出ている、『四谷怪談』中の唯一の怪味であろう。『
源平
(
げんぺい
)
布引
(
ぬのびき
)
の
滝
(
たき
)
』
ばけものばなし
(新字新仮名)
/
岸田劉生
(著)
もののけ(怪)の例文をもっと
(1作品)
見る
妖気
(逆引き)
これまでも
妖気
(
もののけ
)
がもとでおりおりお
煩
(
わずら
)
いになることはあっても、こんなに続いて
永
(
なが
)
く御容態のすぐれぬようなことはなかったのであるから
源氏物語:34 若菜(上)
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
もののけ(妖気)の例文をもっと
(1作品)
見る
物化
(逆引き)
「オヤ、マア、誰かと思ったら貴方だったのか、私はまた
物化
(
もののけ
)
でもあるかと思った。私はこれから常盤の君の部屋に行くから貴方もおつき合いをなさいよ」
錦木
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
もののけ(物化)の例文をもっと
(1作品)
見る
精霊
(逆引き)
ある者は誰か人に助けられたのだとも言うし、またある者は何か
精霊
(
もののけ
)
が運び入れたのだと言った。
カラマゾフの兄弟:01 上
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
もののけ(精霊)の例文をもっと
(1作品)
見る
鬼化
(逆引き)
八一
何となく
悩
(
なや
)
み出でて、
八二
鬼化
(
もののけ
)
のやうに狂はしげなれば、ここに来りて幾日もあらず、此の
禍
(
わざはひ
)
に
係
(
かか
)
る悲しさに、
八三
みづからも
食
(
もの
)
さへわすれて
八四
抱
(
いだ
)
き
扶
(
たす
)
くれども、只
八五
音
(
ね
)
をのみ泣きて
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
もののけ(鬼化)の例文をもっと
(1作品)
見る
鬼病
(逆引き)
『経律異相』四五には牧牛児あり常に沙門の経
誦
(
よ
)
むを歓び聞く、山に入りて虎に食われ長者の家に生まる、懐姙中その母能く経を誦む、父この子の
所為
(
しわざ
)
と知らず
鬼病
(
もののけ
)
と
為
(
おも
)
う
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
もののけ(鬼病)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
ばけもの
ばけ
あやかし
えうくわい
おばけ
ばけもん
まもの
ようかい
アヤカシ
えうき