“大倭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
やまと42.9%
ヤマト21.4%
おおやまと14.3%
おほやまと7.1%
だいわ7.1%
やまとや7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なるほど、憤怒の相もすさまじいにはすさまじいが、あれがどうも、当今大倭やまと一だと言われる男たちの顔、そのままだと言うのである。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
大和の北と真中の平原にあつた村々を支配するまでに、づぬけて勢力を持つて来たのが、山辺郡大倭ヤマトを土台にした村だつたのである。
万葉びとの生活 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
馬は大倭おおやまと民族によって、同じく韓国から舶載したもののように考えられる。
然れども大倭おほやまとの國に、吾二人にましてたけき男はいましけり。ここを以ちて吾、御名を獻らむ。今よ後一一倭建やまとたけるの御子一二と稱へまをさむ
これを「」と号し、或いは「大倭だいわ」と敬称する例となり、我が国またこれに倣って、その文字を在来の呼称なるヤマトの語に当てたのであったが、しかもそれは我が国号としては
国号の由来 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
「おやおや、大倭やまとや家内松山峰子様行と書いてあるねえ。」
湯島詣 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)