“やまと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ヤマト
語句割合
大和73.9%
日本8.9%
倭8.3%
大倭3.8%
山門1.9%
耶馬台1.3%
山処0.6%
山跡0.6%
東0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やはり大和(やまと)ながらの女性は女性のたしなみを忘れかねるとみえて、見るも悩ましく、知るも目にあざやかな紅の切れでありました。
恃(たの)む所の深い此あて人は、庭の風景の、目立った個処個処を指摘しながら、其拠る所を、日本(やまと)・漢土(もろこし)に渉(わた)って説明した。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
また三尾(みを)の君加多夫(かたぶ)が妹、倭(やまと)比賣に娶ひて、生みませる御子、大郎女、次に丸高(まろたか)の王、次に耳(みみ)の王、次に赤比賣の郎女四柱。
二八六大倭(やまと)の神社に仕へまつる当麻(たぎま)の酒人(きびと)といふ翁なり。二八七道の程(ほど)見たててまゐらせん。いざ給へとて出でたてば、人々後(あと)につきて帰り来る。
その中にも邪馬台国(やばたいこく)最も勢力があって、その女王卑弥呼は、魏の明帝から親魏倭王に封ぜられ、金印紫綬を賜わった。この邪馬台国は、今の筑後の山門(やまと)郡地方に当る。
国号の由来 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
朝光(あさかげ)よ雲居(くもゐ)立ち立ち、夕光(ゆふかげ)よ潮(うしほ)満ち満つ。げにここは耶馬台(やまと)の国、不知火(しらぬひ)や筑紫潟、我が郷(さと)は善しや。
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
れいの東(やまと)ノ漢(あや)ノ直(あたい)のやからとは平ぜい往来の頻繁なこの宮の舎人をつとめてゐるだけに尚さら、小黒の胸にはひしひしと感じられるのだつた。
春泥:『白鳳』第一部 (新字旧仮名) / 神西清(著)