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酒人
ふりがな文庫
“酒人”の読み方と例文
読み方
割合
きびと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きびと
(逆引き)
二八六
大倭
(
やまと
)
の神社に仕へまつる
当麻
(
たぎま
)
の
酒人
(
きびと
)
といふ翁なり。
二八七
道の
程
(
ほど
)
見たててまゐらせん。いざ給へとて出でたてば、人々
後
(
あと
)
につきて帰り来る。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
翁はあわてて惑う人々を案内して人家のある所まで伴れて往ってくれた。翁は
当麻
(
たぎま
)
の
酒人
(
きびと
)
と云う
神奴
(
かんぬし
)
の一人であった。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「いや、わしは神様などではない。
大和神社
(
おおやまとじんじゃ
)
の神官をしている
当麻
(
たぎま
)
の
酒人
(
きびと
)
という年寄だ。おなじみちだから、道中見送って差し上げよう。さあ、まいりましょう」
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
酒人(きびと)の例文をもっと
(2作品)
見る
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
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上田秋成
田中貢太郎