“おほやまと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オホヤマト
語句割合
大日本50.0%
大倭50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
でも、彼の心のふさぎのむしは痕を潜めて、唯、まるで今歩いてゐるのが、大日本おほやまと平城へいせい京でなく、大唐だいとうの長安の大道でゞもある様な錯覚が押へきれない。
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
其目からは、珠数の水精すゐしやうのやうな涙が落ちた。其からと言ふものは、来る日も/\此元興寺の縁起文を手写した。内典・外典其上に又、大日本おほやまとの人なる父の書いたもん
死者の書:――初稿版―― (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
然れども大倭おほやまとの國に、吾二人にましてたけき男はいましけり。ここを以ちて吾、御名を獻らむ。今よ後一一倭建やまとたけるの御子一二と稱へまをさむ