“山門”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さんもん72.2%
やまと16.7%
ヤマト11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かくては今日東京市中の寺院にして輪奐りんかんの美人目じんもくを眩惑せしむるものは僅に浅草の観音堂かんのんどう音羽護国寺おとわごこくじ山門さんもんその二、三に過ぎない。
ひでりの場合にはその像を取り出し、淵の水中に入れて置くのが、この土地の雨乞いの方法でありました。(耶馬台国やまたいこく探見記。福岡県山門やまと郡山川村)
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
そして目前の山門ヤマトの薄の穂のあり様を半分叙述するかしない中に、うなだれて泣く別後の女の様を考へ、それから其穂を垂らす朝雨に注意が移つて
叙景詩の発生 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)