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耶馬台
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やまと
ふりがな文庫
“
耶馬台
(
やまと
)” の例文
旧字:
耶馬臺
訶和郎
(
かわろ
)
と
卑弥呼
(
ひみこ
)
を包んだ
兵士
(
つわもの
)
たちは、
君長
(
ひとこのかみ
)
に率いられて、遠巻きに鹿の群れを巻き包んで来た
耶馬台
(
やまと
)
の国の兵士であった。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
朝光
(
あさかげ
)
よ
雲居
(
くもゐ
)
立ち立ち、
夕光
(
ゆふかげ
)
よ
潮
(
うしほ
)
満ち満つ。げにここは
耶馬台
(
やまと
)
の国、
不知火
(
しらぬひ
)
や筑紫潟、我が
郷
(
さと
)
は善しや。
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
彼は焦燥しながら
鶴
(
つる
)
と
鶏
(
にわとり
)
と
山蟹
(
やまがに
)
の卵を食べ続けるかたわら、その
苛立
(
いらだ
)
つ感情の制御しきれぬ時になると、必要なき偵察兵を
矢継早
(
やつぎば
)
やに
耶馬台
(
やまと
)
へ向けた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
山門
(
やまと
)
はもうまし
耶馬台
(
やまと
)
、いにしへの
卑弥乎
(
ひみこ
)
が国、水清く、野の広らを、稲
豊
(
ゆた
)
に酒を
醸
(
かも
)
して、菜は
多
(
さは
)
に油しぼりて、
幸
(
さちは
)
ふや潟の貢と、
珍
(
うづ
)
の貝・ま珠・照る
鰭
(
はた
)
。見さくるや
童
(
わらべ
)
が眉に、霞引く
女山
(
ぞやま
)
・清水。
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
夜が深まると、再び濃霧が森林や谷間から狩猟の後の饗宴に浮れている
耶馬台
(
やまと
)
の宮へ押し寄せて来た。
場庭
(
ばにわ
)
の草園では、霧の中で
焚火
(
たきび
)
が火の子を
爆
(
はじ
)
いて燃えていた。
日輪
(新字新仮名)
/
横光利一
(著)
▼ もっと見る
雲
騰
(
あが
)
り
潮
(
うしほ
)
明るき海のきはうまし
耶馬台
(
やまと
)
ぞ我の
母国
(
おやぐに
)
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
“耶馬台(耶馬台(小惑星))”の解説
耶馬台(やまたい、4929 Yamatai)は小惑星帯の小惑星である。東京天文台木曽観測所で香西洋樹と古川麒一郎が発見した。
古代の日本に存在した邪馬台国に因んで命名された。
(出典:Wikipedia)
耶
漢検準1級
部首:⽿
9画
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
台
常用漢字
小2
部首:⼝
5画
“耶馬台”で始まる語句
耶馬台国