牛を穀神として崇拝したのは、殆んど世界共通の信仰であるが、殊に印度、支那、我国において、その濃厚なるを認める。そして、我国の牛の初見は、日本書紀の一書に、天照大神が月夜見尊に勅して、葦原中国に保食神を訪ねさせし際に、保食神の無礼に接して、 …
| 著者 | 中山太郎 |
| ジャンル | 社会科学 > 風俗習慣・民俗学・民族学 > 民間信仰・迷信[俗信] |
| 初出 | 「神社協会雑誌 第三六巻一号」1937(昭和12)年 |
| 文字種別 | 新字新仮名 |
| 読書目安時間 | 約12分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約20分(300文字/分) |