飛鳥の都以後奈良朝以前の、感情生活の記録が、万葉集である。万葉びとと呼ぶのは、此間に、此国土の上に現れて、様々な生活を遂げた人の総べてを斥す。啻に万葉集の作者として、名を廿巻のどこかに止めて居る人に限るのではない。又記・紀か、類聚歌林か、或 …
| 著者 | 折口信夫 |
| ジャンル | 歴史 > 日本史 > 日本史 |
| ジャンル | 文学 > 日本文学 > 小説 物語 |
| 初出 | 「白鳥 第一・二・三・四号」1922(大正11)年1、2、5、7月 |
| 文字種別 | 新字旧仮名 |
| 読書目安時間 | 約18分(500文字/分) |
| 朗読目安時間 | 約30分(300文字/分) |