“地物”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
じもの33.3%
ちぶつ33.3%
じぶつ16.7%
チブツ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なるほどそれは好都合であると喜んでいると、三、四日の後、町の地物へ買物に立寄った時、偶然にあることを聞き出した。
温泉雑記 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
私は絶対安全の地位を選んで、丁度敵に近づいた兵士達が、地物から地物へと、身を隠して行く様に、木の幹を縫って、少しずつ少しずつ進みました。
湖畔亭事件 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
又はそこいらの地物や、自分より強い者の姿に化ける……なぞ、低級、卑怯な人間のする事は皆、かような虫の本能の丸出しで、俗諺にいう弱虫、蛆虫米喰虫、泣虫、血吸虫、雪隠虫、屁放
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
地物の創造性として、天地造らしゝ神と讃へられた事は、風土記と万葉とを綜合すれば知れる。其さへ、神性・人間性の重ね写真を経た事は疑はれぬ。
万葉びとの生活 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)