“地平線”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちへいせん95.3%
スカイ・ライン2.3%
ホリツォント2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのかぜもなく、なみおだやかなであったから、おきのかなたはかすんで、はるばると地平線ちへいせん茫然ぼんやりゆめのようになってえました。
赤い船 (新字新仮名) / 小川未明(著)
日比谷の向うの長い地平線スカイ・ラインは一種夢幻なる光暈に包まれ、緑の、青の、赤の、黄色の、明滅する、旋回する、飛発する、ありとあらゆる種類のネオン・ランプが雲を焦かんばかり
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
三重吉の言ふこともすることも、當時の私の地平線ホリツォントを超えてオリヂナルに見えたので、私は三重吉を「英雄」として崇拜し、甘んじてその弟分になつてゐた。
知られざる漱石 (旧字旧仮名) / 小宮豊隆(著)