“地平線上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ちへいせんじやう80.0%
ちへいせんじょう20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
先驅さきがけひかり各自てんでかほ微明ほのあかるくして地平線上ちへいせんじやう輪郭りんくわくの一たんあらはさうとする時間じかんあやまらずに彼等かれらそろつて念佛ねんぶつとなへるはずなので
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
……やま地平線上ちへいせんじやう遠霞とほがすんで、荒涼くわうりやうたる光景くわうけいあたか欄干らんかんしぼつて、あみをばかり、ぱつとさばいておほきくげて、すゑひろげたのにたとへたのだらう。と、狼狽うろたへてたのである。
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
エヒミチはまどところってそとながむれば、はもうとッぷりとてて、むこうの野広のびろはたくらかったが、ひだりほう地平線上ちへいせんじょうより、いましもつめたい金色こんじきつきのぼところ病院びょういんへいから百ばかりのところ
六号室 (新字新仮名) / アントン・チェーホフ(著)