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微明
ふりがな文庫
“微明”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うすあか
33.3%
びめい
33.3%
ほのあか
16.7%
ほんのり
16.7%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うすあか
(逆引き)
と、
背後
(
うしろ
)
のほうで恐ろしい声がした。走りながら揮り返って見ると、二人を追っかけて来る鬼婆の手を拡げた姿が
微明
(
うすあか
)
りで路の上に小さく見えている。
白い花赤い茎
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
微明(うすあか)の例文をもっと
(2作品)
見る
びめい
(逆引き)
それは元久二年六月二十二日の
微明
(
びめい
)
であった。畠山六郎の家へ一隊の
人馬
(
じんば
)
が押し寄せた。その時六郎の家には主従十五人しかいなかった。
頼朝の最後
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
微明(びめい)の例文をもっと
(2作品)
見る
ほのあか
(逆引き)
先驅
(
さきがけ
)
の
光
(
ひかり
)
が
各自
(
てんで
)
の
顏
(
かほ
)
を
微明
(
ほのあか
)
るくして
日
(
ひ
)
が
地平線上
(
ちへいせんじやう
)
に
其
(
そ
)
の
輪郭
(
りんくわく
)
の一
端
(
たん
)
を
現
(
あら
)
はさうとする
時間
(
じかん
)
を
誤
(
あやま
)
らずに
彼等
(
かれら
)
は
揃
(
そろ
)
つて
念佛
(
ねんぶつ
)
を
唱
(
とな
)
へる
筈
(
はず
)
なので
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
微明(ほのあか)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ほんのり
(逆引き)
桔梗色
(
ききょういろ
)
に濃かった木曽御嶽の頭に、朝光が這うと
微明
(
ほんのり
)
として、半熱半冷、半紅半紫を混ぜて
刷
(
は
)
く、自分は思った、宇宙間、山を待ってはじめて啓示される秘色はこれであると、
噫
(
ああ
)
奥常念岳の絶巓に立つ記
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
微明(ほんのり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“微明”の意味
《名詞》
僅かに明るいこと。うすあかり。
(出典:Wiktionary)
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
“微”で始まる語句
微笑
微
微塵
微風
微行
微妙
微暗
微酔
微醺
微温
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佐藤紅緑
小島烏水
長塚節
田中貢太郎