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『白い花赤い茎』
ふりがな文庫
『
白い花赤い茎
(
しろいはなあかいくき
)
』
何時の比のことであったか、高崎の観音山の麓に三人の小供を持った寡婦が住んでいた。それはある歳の暮であった。山の前の親戚の家に餅搗があって、其の手伝いに頼まれたので、小供を留守居にして置いて、朝早くから出かけることになった。 小供と云うのは、 …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
放
(
はず
)
前
(
むこう
)
準備
(
じたく
)
光沢
(
いろつや
)
危険
(
あぶな
)
女
(
むすめ
)
彼処
(
あすこ
)
比
(
ころ
)
数多
(
たくさん
)
掌
(
て
)
前
(
さき
)
内
(
なか
)
夫
(
それ
)
室
(
へや
)
便所
(
はばかり
)
微明
(
うすあか
)
戸外
(
そと
)
地炉
(
いろり
)
四辺
(
あたり
)
光沢
(
つや
)
皆
(
みんな
)
背後
(
うしろ
)
自家
(
うち
)
詞
(
ことば
)
隻手
(
かたて
)