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微醺
ふりがな文庫
“微醺”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
びくん
94.7%
ほろよい
5.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びくん
(逆引き)
杯
(
さかずき
)
のめぐるままに、人々の顔には
微醺
(
びくん
)
がただよう。——詩の話、
和歌
(
うた
)
の朗詠、興に入って尽きないのである。と、思い出したように
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
黒繻子
(
くろじゅす
)
の帯の間からコンパクトを出して
微醺
(
びくん
)
を帯びた顔の
白粉
(
おしろい
)
を直してから、あたりをそっと見廻して、誰もいないのを確かめると
細雪:03 下巻
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
微醺(びくん)の例文をもっと
(36作品)
見る
ほろよい
(逆引き)
彼女の心の中は不安な脅えがやや情緒的に
醗酵
(
はっこう
)
して寂しさの
微醺
(
ほろよい
)
のようなものになって、精神を活溌にしていた。
老妓抄
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
彼女の心の中は不安な脅えがやや情緒的に
醗酵
(
はっこう
)
して寂しさの
微醺
(
ほろよい
)
のようなものになって、精神を活溌にしていた。
老妓抄
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
微醺(ほろよい)の例文をもっと
(2作品)
見る
微
常用漢字
中学
部首:⼻
13画
醺
漢検1級
部首:⾣
21画
“微”で始まる語句
微笑
微
微塵
微風
微行
微妙
微暗
微酔
微温
微睡
“微醺”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
三島霜川
木下尚江
三上於菟吉
谷崎潤一郎
橘外男
中里介山
小山清
内田魯庵
南部修太郎