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噫
ふりがな文庫
“噫”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ああ
52.8%
あゝ
25.5%
おくび
18.9%
あ
0.9%
あツ
0.9%
げっぷ
0.9%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ああ
(逆引き)
かうしてゐる
間
(
ま
)
も宮の事は忘れかねる、けれど、それは富山の妻になつてゐる今の宮ではない、
噫
(
ああ
)
、鴫沢の宮! 五年
前
(
ぜん
)
の宮が恋い。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
噫(ああ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あゝ
(逆引き)
手
(
て
)
を
見
(
み
)
ると
竦
(
ぞつ
)
とする。
鱗
(
こけ
)
のある
鉛色
(
なまりいろ
)
の
生物
(
いきもの
)
のやうに、
眼
(
め
)
の
前
(
まへ
)
にそれが
動
(
うご
)
いてゐる。
噫
(
あゝ
)
、
切
(
き
)
つて
了
(
しま
)
ひたい。
此手
(
このて
)
の
触
(
さは
)
つた
所
(
ところ
)
も
忌
(
いま
)
はしい。
癩病やみの話
(新字旧仮名)
/
マルセル・シュウォッブ
(著)
噫(あゝ)の例文をもっと
(27作品)
見る
おくび
(逆引き)
ただ先方はどこまでも
下手
(
したで
)
に出る手段を主眼としているらしく見えた。不穏の言葉は無論、
強請
(
ゆすり
)
がましい様子は
噫
(
おくび
)
にも出さなかった。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
噫(おくび)の例文をもっと
(20作品)
見る
▼ すべて表示
あ
(逆引き)
噫
(
ああ
)
、
噫
(
あ
)
、世も許し、人も許し、何よりも自分も許して、今時も河岸をぞめいているのであったら、ここでぷッつりと数珠を切る処だ!……思えば、むかし、
夥間
(
なかま
)
の飲友達の、遊び
呆
(
ほう
)
けて
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
噫(あ)の例文をもっと
(1作品)
見る
あツ
(逆引き)
聲
(
こゑ
)
の
中
(
なか
)
に
噫
(
あツ
)
と
一聲
(
ひとこゑ
)
、
床几
(
しやうぎ
)
から
轉
(
ころ
)
げ
落
(
お
)
ちさう、
脾腹
(
ひばら
)
を
抱
(
かゝ
)
へて
呻
(
うめ
)
いたのは、
民子
(
たみこ
)
が
供
(
とも
)
の
與曾平親仁
(
よそべいおやぢ
)
。
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
噫(あツ)の例文をもっと
(1作品)
見る
げっぷ
(逆引き)
そうかと思うと
噫
(
げっぷ
)
のような
溜息
(
ためいき
)
を
洩
(
も
)
らして自分の無学をさも
情
(
なさけ
)
なさそうに
恨
(
うら
)
んだ。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
噫(げっぷ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“噫”の意味
《感嘆詞》
ものに感じて発する声。ああ。
応答の声。
(出典:Wiktionary)
噫
漢検1級
部首:⼝
16画
“噫”を含む語句
噫々
噫気
噫吁
噫吁戯
噫呼
噫嘻
噫斗筲之人
噫無情
“噫”のふりがなが多い著者
浜尾四郎
アントン・チェーホフ
谷崎潤一郎
幸田露伴
アリギエリ・ダンテ
石川啄木
島崎藤村
蒲原有明
ニコライ・ゴーゴリ
二葉亭四迷