“げっぷ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
月賦90.0%
10.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ごりょんさん」と、愛智時計屋が、笑いながら、「心配しなさんな。月賦げっぷで、ええ。あるとき払いでも、ええ。玉井さんを信用して、売ります。持って帰って下さい」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
いくらか足並あしなみに余裕を見せている男達も月賦げっぷ衣裳いしょう屋の飾窓かざりまど吸付すいついている退刻ひけ女売子ミジネットの背中へまわって行った。
売春婦リゼット (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
「えッ五万円を二十日間に……。そりゃひどい。月賦げっぷにしておくんなさい。毎度のことじゃありませんか」
一九五〇年の殺人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
だから川と云うようなものの、実は幅の広いたき月賦げっぷに引き延ばしたくらいなものである。
坑夫 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
自転車は久子としたしかった自転車屋の娘の手づるで、五か月月賦げっぷで手にいれたのだ。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
そうかと思うとげっぷのような溜息ためいきらして自分の無学をさもなさけなさそうにうらんだ。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)