“げっぷ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
月賦90.0%
10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自転車は久子としたしかった自転車屋の娘の手づるで、五か月月賦げっぷで手にいれたのだ。着物がないので、母親のセルの着物を黒くめ、へたでもじぶんでった。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)
「ごりょんさん」と、愛智時計屋が、笑いながら、「心配しなさんな。月賦げっぷで、ええ。あるとき払いでも、ええ。玉井さんを信用して、売ります。持って帰って下さい」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
そうかと思うとげっぷのような溜息ためいきらして自分の無学をさもなさけなさそうにうらんだ。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)