“月賦”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
げっぷ69.2%
げつぷ30.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「えッ五万円を二十日間に……。そりゃひどい。月賦(げっぷ)にしておくんなさい。毎度のことじゃありませんか」
一九五〇年の殺人 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そうしますと良人が翌日(あくるひ)高利貸の家へ出向いて色々談判した末三百円を月賦(げっぷ)で返す事に極(き)めて参りました。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
同益社(どうえきしや)へは卅円(さんぢうゑん)の月賦(げつぷ)かにした二百円(ひやくゑん)余(よ)の借用証文(しやくようしやうもん)を入れて、それで中坂(なかさか)の店を閉ぢて退転(たいてん)したのです
硯友社の沿革 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
……何(なに)を何(ど)う考(かんが)へたか、いづれ周章(あわ)てた紛(まぎ)れであらうが、神田(かんだ)の從姉(いとこ)——松本(まつもと)の長(ながし)の姉(あね)を口説(くど)いて、實(じつ)は名古屋(なごや)ゆきに着(き)てゐた琉球(りうきう)だつて、月賦(げつぷ)の約束(やくそく)で、その從姉(いとこ)の顏(かほ)で
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)