“噫々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ああああ66.7%
ああ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
噫々ああああ、何といふ其風采であらう。口を開けばこそ、音吐朗々として、真に凛たる男児の声を成すが、斯う無言の儘で相対して見れば、自分はモウ直視するにも堪へぬ様な気がする。
雲は天才である (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
噫々ああああ女も気狂きちがいにして見なくっちゃ、本体はとうてい解らないのかな」
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
噫々ああ今にして花火線香の玉を消したことは返す返すも残念でならない。も五年でも、十年でもいい、もっともっと火華を散し、火華を咲かせたかった。
夢の如く出現した彼 (新字新仮名) / 青柳喜兵衛(著)